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2003年12月29日

高輪プリンスホテル Corner Twin Room
哀-3 挟み撃ち
客室階エレベータホール前
同じ敷地内に建つ3軒のホテルで、高輪プリンスホテルが最も古いことは言うまでもないが、他2軒に比べると渋さや雰囲気の落ち着き具合で飛びぬけている。また、セレブリティよりも学者に好まれそうな、お堅くて地味なイメージがあり、庭を望むラウンジには作家が語らうのに相応しいような、風雅な空気が流れている。そんなおだやかな時間を求めてチェックインしたのだが、それはとんだ間違いだった。

どうしてこうも行く先々で騒音に悩まされるのだろう。確かに仕事柄、人よりは神経質なところがあるのは認めるが、ホテルの構造上、完璧な静寂など求めても無駄なことは承知しているので、常識的な賑わいならば我慢している。ところが、出くわす騒音はいつも常軌を逸している。今回もものすごかった。それぞれに子供が複数いるファミリーが、いくつかの部屋に分かれて滞在しており、よりによってその客室に挟まれる部屋にアサインされてしまった。なにもわざわざそんな悪い環境にアサインすることもなかろうに。

廊下は小学校の休み時間のような賑やかさで、とてもホテルの客室にいるという気分ではなかった。しかし、気は利かなくても、苦情への対処は心得ていた。マネージャーは低姿勢で、こちらの要求に沿った対応をしてくれた。苦情の対応も大切だが、そうなる以前に頭を使えるようになってほしい。27日からは首相も滞在中。

渋いテイストの室内 スタンダードルームよりも大きなソファがある

このフロアは家具が茶色い ベッド

タイル張りのバスルーム バスタブ

照明はこのベイシン上のみ アメニティ

電気ポットでないところがノスタルジック ちょっと大き目の冷蔵庫

正面玄関 フロント前

[高輪プリンスホテル] 011006

Y.K.