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2003年12月12日

ホテルセンチュリー相模大野 Single Room
楽-3 途中下車
窓からの眺め
この日の夕方、公演のあった海老名近辺では集中豪雨があって、落雷の影響で相模線の踏み切りが閉じたままとなり、満席のはずのコンサートホールが、開演時間に半分も席が埋まっていないという状況だった。30分ほど押してスタートした公演が無事にはね、打ち上げに参加し、くたくたになってホテルにチェックインした。海老名にもホテルはあったが、なんとなく久しぶりに相模大野に立ち寄ってみたかったのでセンチュリーを選んだ。

チェックインは零時近かった。フロントには夜勤の男性がひとり。きっと無愛想に手続きをされるのだろうかと思っていたが、とても丁寧で感じがよかった。それだけでもちょっと得をした気分だった。キーを受け取って、ふとアシスタントマネージャーデスクを見ると、警備員が座っていた。ま、非常時の対応係という点では、当たらずとも遠からずだが。

客室は最上階のシングルルーム。少し広い部屋を用意したと言っていたが、確かに思ったよりはゆったりとしてる。セミダブルベッドが置かれ、ライトカラーの家具やファブリックが軽快でナチュラルな雰囲気を出している。間接照明を埋め込んだ270センチの天井も印象的だ。窓は細長いが、穏やかな夜景を眺めることができる。

冷蔵庫は空だが、エレベータホール脇に自販機があった。440chの有線放送が室内だけでなく、バスルームでも楽しめる。また、この客室は特別仕様なのか、バスローブが備えられ、バスカプセルなどのスペシャルアメニティも用意されていた。バスルームは標準的なユニット形式だが、比較的ゆったりとしており清潔感もある。ただ、アクリル製のコットンケースがあるのだが、汚れでくもっていた。軽く拭けば見違えるようにきれいになったので、たまには手入れをしてはどうかと思った。翌朝、窓を開けると丹沢の山がきれいに見渡せ、ちょっとうれしい気分になった。

やさしい色合いの室内 ベッドはセミダブルサイズ

アームチェア デスク周辺

サーモスタットつきカランを設けたバスタブ ベイシン

バスカプセル 袋に入ったアメニティ

[ホテルセンチュリー相模大野] 970913 991128

Y.K.