今夜は古い友人と会い、久しぶりにビジネス抜きのディナーを楽しみました。
選んだ店は先月もこのブログでご紹介したトルコ料理「ハレム」。
これまで「ハレム」は何度も利用していますが、初めてのお客様をお連れすることが多いので、まずはオーソドックスなトルコの代表料理を召し上がってもらおうと、コースを注文することがほとんどでした。
今回は友人もリピーターなので、これまで味わったことのない料理を中心に、アラカルトで注文してみました。
お互いさほど空腹でもなく、スタッフに軽めの食事を希望したところ、料理のポーションを調整してくれたり、ヘビーではない料理を勧めてくれました。
冷前菜はギャヴルダーサラタス。
見た目はマグロのタルタルのようですが、野菜のみじん切りとクラッシュしたクルミを、ザクロのソースで和えてあります。底に沈んだスープの、ほんのりスパイシーな甘酸っぱさがクセになります。
温前菜はラフマージュン。
こちらも見た目はソースせんべいのようなユニークさ。クリスピーな薄いピザに、ザクロで味付けしたラムのミンチを塗って焼きあげてあり、添えられたオニオンやトマトと一緒に食べます。先ほどのギャヴルダーサラタスとの相性もよく、第3のトッピングとして活用しました。
メインディッシュその1は、セブゼリギュヴェッチ。
見た目の通り、野菜のトマト煮です。さらっとしていますが、味はしっかりとついていました。
メインディッシュその2は、クズピルゾラ。
いわゆるラムチョップですが、かなり上等の肉を使っているので、ラムらしい味わいであっても、ラムのいやなところはほとんど感じられません。添えられたマッシュルームのグリルは、密かな人気アイテムです。
締めくくりは、マントゥ。
ワンタンスープに近い料理ですが、ヨーグルトやスパイスを使った味付けはトルコ料理ならではです。こちらは4分の1ポーションです。
デザートは、数々の見本を載せたプレートからチョイス。
写真だと3時の位置にあるバクラヴァを選びました。ヘーゼルナッツ風味のパイ菓子で、甘いと聞いていたのですが、濃厚な感じはあっても、甘過ぎることはありませんでした。
最後にトルココーヒー。
底に沈んだドロッとしたコーヒー粉末が印象的です。
「ハレム」では毎週火曜日と木曜日にベリーダンスのショーがあり、食事をしながらフリーチャージで楽しむことができます。
今夜も20分ほどのダンスが披露され、エキゾチックな音楽に乗せて華麗に舞い踊る姿に、しばし時を忘れて魅了されました。
ベリーダンスとエレクトーンのコラボも、きっと素晴らしい相乗効果を生むと思います。いつかチャンスがあれば共演してみたいものです。