DVDとCDが送られてきました。内容は、8月15日に開催したTokyo Symphoniaの写真と音源でした。早速、CDプレイヤーに入れ、あの暑かった日を思い出しながら、皆が精いっぱいだった一日を振り返っています。
当日、喜歌劇「こうもり」序曲を演奏した星野隆行からは、自らの演奏音源を聞いて、「もっと落ち着いて弾いていたつもりなのに、あまりのせわしなさに唖然とした」との回顧コメントが添えられていました。
そう思っているのは星野隆行だけではないはずです。皆、本番になれば少なからず気持ちが高揚し、普段よりもテンポが上がり、エネルギーを過剰に注ぎ込みがちになります。
かといって、平常心そのものでステージにのぞむのも、よほどの風格があるとか、年齢を重ねた人でなければしっくりとはこないもの。心地よい高揚感と、ここ一番の気合いは、演奏のよいスパイスとして味方につけるに限ります。
さて、星野隆行ご自慢のカメラで撮影した写真も、なかなかいい雰囲気で撮れていました。なんだか音が聞こえてくるようと言ったら、ほめすぎでしょうか。
まずはリハーサル写真から。
ここまで寄ると、指のフォルムまでよく見えますね。
続いては本番。ヘアスタイルがちがいます。
絞り込んだ照明が、音楽への集中力を高めてくれました。
神田将チームメンバーからは3名がエントリー。星野隆行は写真係なので、彼自身の写真は残念ながらありません。
古原尚貴。オケでホルンを吹いています。丁寧な演奏を心がけていました。
松信亘。譜めくりのエキスパートです。ダイナミックな弾きっぷりは神田将ゆずり?
女性ふたりのアンサンブルもたくさんありました。
終曲は私も皆さんと一緒に。
最後に先生に感謝の気持ちを込めて・・・
2010年の夏、最高の思い出となりました。