明日から3日間に渡って開催される「第5回仙台クラシックフェスティバル」に参加するため、仙台にやって来ました。
まずは今回の公演に大きな協力をして下さっているYAMAHA仙台事業所に挨拶に向かいました。
こちらは、ショップや教室ではないので、お堅いオフィスという雰囲気。エレクトーンシティにも共通する、ちょっとしたエクスクルーシブ感の漂うところです。
昨年からお世話になりっぱなしの担当者さんとお目に掛かった後は、オープニングパーティまでの空き時間を無駄にしないよう、稽古させてもらえることに。1分でも多く弾いていたい今、本当に助かります。
事業所の研修室という独特な空間での練習は、慣れない環境で弾くという訓練にも一役買いました。そこに先日jetSTBフォーラムでもお目に掛かった仙台の名物先生が顔を出して下さり、一気な場の雰囲気が和みました。
とにかくリラックス、リラックス。そう思えば思うほど、なんだか緊張して来てしまいます。でも、こんなに力が入っていたら、滑らかな演奏などできません。
そこで、私の師匠・岩井先生から今朝もらったメールを読み返しました。そこには励ましの言葉とともに、自然体でいるようにとのアドバイスがありました。何か別のことにとらわれ過ぎて、自分の持ち味を忘れてしまいそうなところを、このメールで思い出させてもらった気がします。
ほんの2時間ほど弾いたら、パーティの時間となりました。会場に着くと、すでにスポンサーなどの関係者が大勢集まっていましたが、出演者の姿はまだちらほら。
やがて出演者が続々と到着し、会場はにわかに華やぎ始めました。それにしても豪華な顔ぶれ。ハープの吉野直子さん、ピアノの三舩優子さん、チェロの遠藤真理さんは、特別なオーラを放っていますし、仙台国際音楽コンクールの歴代グランプリウィナーたちは、フレッシュなエネルギーに満ちています。
評論家の奥田佳道先生や指揮者の山下一史先生は、とても気さくで楽しい方です。こうした輝いているスターばかりを目の前にし、一層緊張が高まります。皆さんとても堂々としていますし、本当にリラックスしていますが、私はどう振舞っていいかもわかりませんでした。
このような素晴らしい方々と同じイベントにラインナップしているなんて、まるで夢のようです。
チケットの売れゆきも上々とのこと。昨年よりも多くのお客様がご来場になり、一層盛り上がることでしょう。私は私の方法で他の音楽祭にはない魅力をせんくらに届けたいと思います。
今年のせんくらは、私の「0歳児コンサート」で幕開けとなります。こちらはまだチケットが残っている様子。他にも素晴らしい内容のコンサートがたくさんありますので、まだ週末の予定が決まっていない皆さん、ぜひせんくらにお出かけ下さい。