たいようとみどり

水平線に上がる朝日で目覚めた宮崎の週末。明日から続く6日間11回の連続コンサートに備え、今日は体力リカバリーの一日を過ごす予定です。

米津さん、エージェント泉さんと3人で泊まった部屋は、寝室がふたつあったので、私は一方の寝室を独りでつかいました。初めて出会った日に隣り合わせのベッドで寝たあとのふたりも、40年の歳の差を超えて、すっかり打ち解けたようです。

やはり宮崎の太陽はほかのどことも違う輝きを感じさせます。朝、昼、夕とそれぞれに表情を変える太陽。その暖かい日差しに守られていると思うと、不思議な安心感に包まれます。

ホテルの窓からは見事な松林の緑が、使い過ぎた目を休ませてくれますし、この環境に身を置いただけで、エネルギーがふたたびみなぎってくるのが実感できます。

ガーデンの花々も色鮮やかに見えます。

そして、私が宮崎で出会えることを心待ちにしている太陽と緑は、空と大地にあるものばかりではありません。

フェニックス自然動物園にいるアジアゾウの「たいよう」と「みどり」。このふたりの様子を見に行くことを何より楽しみにしていました。

動物園は土曜日とあって、いつもよりは人が多く感じられますが、それでも賑わっているというには程遠い印象。どうぶつたちにとっては、人間に囲まれるストレスが少なくて済むのかもしれませんが、存続の危機となってはストレスどころではありませんので、もう少し活気があればいいのにと思います。

まずはフラミンゴショー。フラミンゴのピンクが緑のじゅうたんに鮮やかに映えます。太陽の自然照明が見事にフラミンゴたちを浮き上がらせていました。

続いてお待ちかねのゾウ舎へ。「みどり」が飼育員に水浴びさせてもらってゴキゲンでしたが、今日「たいよう」は舎内でお休みのため、会えませんでした。

米津さんも泉さんも、動物園なんて覚えがないくらい久しぶりとのことでしたが、たまには童心にかえることもたいせつですよね。

愛嬌を振りまくオウム。

ホテルでは、クリスマスに向けて「お菓子の家」づくりが進められていました。本物のお菓子でできた家なんて、とてもロマンチックですね。

シーガイアでは、男三人(三世代ファミリーに見えなくもない)で、ランチとディナーを楽しみました。

ランチは高層階で西洋料理。

ディナーは地階で郷土料理。

どちらかというと、夜の品物の方が好評でした。

さて、明日は宮崎県小林でミニコンサートがあります。初めてうかがう楽器店さんなので、どんな皆さんに会えるのか、とても楽しみにしています。

神田将エレクトーンコンサート(ゲスト:米津真浩)

日時:2010年11月28日(日) 午前10:30開演
会場:西村楽器 小林店 2階ホール
チケット:1,500円
お問い合わせ:西村楽器小林店事務局 0984-23-2406