元旦に帰国して、その足でヒルトン東京にチェックイン。華やかなのに静寂があったウォルドルフアストリアとは対照的に、ヒルトンは都会的で活気にあふれています。
しばらく中国料理中心の食事だったこともあり、上品な日本食が味わいたくなり、朝食におせちを注文してみました。
室内に置かれた正月の案内によれば、日本料理「武蔵野」でのおせちは元旦の朝にのみ提供されるとのこと。でも、おせちのルームサービスは元旦と2日に用意されるとあったので、早速予約をしました。
午前7時3分。ほぼ時間通りにワゴンで運ばれてきたおせち。一人前ではさすがに三段重とはいかないようですが、彩り豊かに、そして極めて丁寧に盛りつけられています。
特に印象に残ったアイテムをピックアップ。
まずは「紅白のなます」から。
鯛の祝焼は背中から骨が抜いてあり、食べやすかったです。牛蒡の門松がかわいい。
16種類の味が詰め合わさった祝盛。
こちらの「おせち朝食スペシャル」は6,000円。一見、高額な印象もありますが、手間暇かけた料理の出来栄えは見事ですし、デパートや料亭で売られているおせちの相場からしても、大変お買い得な内容でした。
どの料理にも型崩れや盛り付けの乱れがないので、食べる方も気持ちが引き締まります。ひとつひとつの料理を味わう毎に由来を思い出し、私に関わるすべての人に幸が訪れるよう、願いを込めました。
上海での元旦初ショッピングの会計は888元でしたし、幸先よさそうです。