コンラッド東京の日本料理店「風花」は、これまで何度かご紹介してきましたが、寿司や鉄板焼のカウンターでの食事ばかりでした。今回はテーブル席での会席ランチをご紹介します。
高い天井と浜離宮やベイエリアを見渡す大きな窓が印象的なホール席は、細長いフロアに沿ってレイアウトされており、ランチタイムならばどの席に座っても、明るく開放的な雰囲気の中で食事をすることができます。
インテリアは色彩を抑えた渋いモダンテイスト。でも寒々しい感じはなく、凛とした佇まいの中、女性スタッフの和服がアクセントカラーになっています。
ランチタイムには手ごろな膳や弁当も用意されていますが、今回は「楽」会席(9,800円)を注文しました。食前酒には、新潟の梅酒を選びました。
先付は「金沢芹と蟹の煮浸し」
向付は「あんきもの黒キャベツ巻き」、汁は「白菜とあさり」、飯は「ウニと百合根」
煮物椀は「伊勢海老しんじょう」
造りは「ひらめ、いか、中トロにぎり」
焼物は「ぶりの味噌照り焼き」
炊き合わせは「白子と大根餅」
強肴は「すっぽん茶碗蒸しのフカヒレ餡かけ」
食事
デザートは3種類からチョイスでき、「黒糖ブリュレ」を選びました。
スタッフは若い人ばかりですが、よくテーブルを見ているので、サービスが滞ることはありませんでしたし、身のこなしや振舞いも綺麗でした。
そして最近新しくなったという器がとても見事。シンプルながらも温もりがあり、そして全体との調和が取れていて、好印象でした。
料理内容も旬に合わせて毎月変わるので、毎回新鮮な気分で味わえるのも気に入っています。