C4Uの淡路和牛100%バーガー ホテルインターコンチネンタル東京ベイ

「C4U」は、ホテルの中にあって、ホテルっぽくないカジュアルダイニング。ランチは1,000円程度なので、ランチタイムには周辺のオフィスから訪れる客でいつも賑わっています。

ホテルインターコンチネンタル東京ベイが開業した当時、ここには「カリフォルニアキッチン&バー」という店がありました。

東京湾やレインボーブリッジを望む海沿いのロケーションはカップルにも人気でしたが、東京のトレンドは移り気なもの。新しいスポットが出来る度に、客足が離れていってしまいました。

それでもここのピッツァが好きでよく通いましたが、ある時、ホテル西洋銀座にあるリストランテ「アトーレ」の支店、「アトーレ東京ベイ」にリニューアル。

アトーレの料理ならアトーレに行って食べたかったので、「アトーレ東京ベイ」を訪れる機会はほとんどありませんでした。

それが再度の改装を経て「C4U」に。変な店の名前だと思っていたら、従業員たちが考えて付けたのだとか。「シーフォーユー」と読ませるのだそうです。

入口付近はスタンディングバー、ちょっと入るとオープンキッチンを望むカウンター席、そして窓際にはブース席やテーブルが並びます。

スタッフも若手が多く、フレッシュでフレンドリーなタッチですが、ホテルとしての基本は大切にしているようです。

このホテルに泊まる時は、必ずと言っていいほどこの店で食事をしていましたが、最近は日曜日が定休になり、しかもグループ客の予約が多くなったことで、店そのものが騒々しくなり、ちょっと避けるようになっています。

久しぶりに訪れたのは、バーガーが食べたくなったから。この店では淡路和牛を使ったジューシーなバーガーが食べられます。更にランチタイムならお得なプライスです。

でも、前回食べた時、ミディアムでオーダーしたのにほとんど「生肉」で出されたので、今回は「ミディアムくらいが好きだけど、真っ赤はやめてね」と頼みました。

やがて出てきたバーガーは「真っ黒」。中心まで火が通り過ぎてぱさぱさでした。加減というのは難しいのでしょうかね。シンガポールで食べた絶妙なバーガーを思い出しながら、「もっと頑張ってくれ」とエールを送りました。

添えられたスープはなにやらあやしい味。尋ねてみると「和風スープ」なのだとか。このバーガーには合いませんでした。