3/11 東京文化会館 プログラム

東京文化会館でのリサイタルまで、あと2週間となりました。準備に注ぐ力も時間も依然マックスですが、息がつまるほどの苦しみからは抜け出し、やっと光が差して来たところです。あと2週間、体調を崩さず、かつ心が折れずに今のペースで行ければ、私が夢見た演奏会に限りなく接近、もしかしたらピタリとハマる可能性も出て来ました。

今回の演奏プログラムは次のように決めました。

第1部
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 作品67 第1楽章

シュトラウスII/喜歌劇「こうもり」序曲

ラヴェル/組曲「鏡」 海原の小舟

ラヴェル/組曲「鏡」 道化師の朝の歌

ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー

第2部
ラフマニノフ/交響的舞曲 作品45

曲数が少ないように感じられるかもしれませんが、これ以上になると質が落ちるので、いつもよりセーブしました。それでも、演奏時間だけで75分、途中休憩とおしゃべりを交えて2時間ほどの内容。フライヤーに記載した『運命の力』は外しました。楽しみにしてくださっていた方には、ごめんなさい。準備はしたのですが、プログラムの流れ的にベストポジションが見つからず、また別の機会に演奏したいと思います。そのぶん軽快な部分を増やし、音楽の喜怒哀楽を振幅最大でお届けします。たったひとりの人間が弾いていることなどは忘れて、ただひたすら音楽に浸ってください。それでは東京文化会館でお会いしましょう。