上海は言わずと知れたグルメ天国。中でも本場の中国料理は、超高級店からB級グルメまで、一度の人生ではとても味わいきれない魅力で溢れています。
でも、ホテルレストランの印象は今ひとつ。ラグジュアリーホテルで、ここなら間違いないと思って入ったのに、期待外れだったという経験も間々ありました。
そんな中で、何を食べても美味しいと思わせてくれたのが、4月18日に正式グランドオープンしたばかりのホテル「Waldorf Astoria Shanghai on the Bund」です。
私が滞在したのは、2010年の年越しと4月1日の2回だけですが、まだオープンしていなかった店を除いて、すべての店を訪れてみました。
中でもとりわけ気に入ったのが、「Peacock Alley」で提供されている、ウォルドルフサラダとガトーショコラ。どちらも私の好みストライクど真ん中でした。
「Pelham’s」は、ニューヨークスタイルのファインダイニング。モダンできらびやかな店内にいると、中国にいることを忘れてしまいそうです。
ランチタイムには、前菜、主菜、デザートの3皿構成プリフィクスセットがあり、地元の人にも愛用されています。
4月2日に、日本からの仲間と一緒に訪れた時の料理はこちら。
前菜に燻製鴨とサラダ
メインは魚
デザートはチョコレートフォンダン
そして小菓子とコーヒーが付きます。
朝食は「Grand Brasserie」で。最初はアラカルトで何でも好きなものを注文できるというスタイルでしたが、今はセミブッフェになりました。
ブッフェ台から好きなものを取り分け、卵料理やパンケーキなどはオーダーすると作ってくれるというスタイルです。西洋料理中心ですが、本格的な中華点心などもあって、中国気分が同時に味わえます。
グランドオープンとともに、新たに中国料理「蔚景阁」が加わりました。中国料理天国で、どのような驚きと満足を感じさせてくれるのか、期待が膨らみます。次回上海に行く時は、ぜひ立ち寄ってみます。