レッスンはコンサートと同等に真剣勝負ですので、体力も精神力も激しく消耗しますし、窓のない空間で長時間過ごすのは、気分的にも重くなりがちです。
そんな雰囲気を一変させてくれるのが、受講生たちの演奏です。稽古場がスペインの太陽に照らされたり、北イタリアの歴史ある建物に囲まれたり、神話の世界になったり。音楽が彩る世界の中で、作品をどう解釈して表現するかについて一緒に考えていく作業は、とても刺激的です。
土曜日は長時間の稽古でしたので、まともに食事をする時間はありませんでした。日曜日も軽食でおしまい。稽古後は、帰りの特急電車まであまり時間がなかったので、駅にある食堂街を利用することに。
ところが、サクッと済ませられそうな店がなく、興味半分でロッテリアに入りました。「絶品を超えた絶品」と紹介されているバーガーを注文しましたが、私が絶品という言葉の意味を間違って解釈しているのではないかと不安になりました。言葉のデフレ・・・。
それでも、そのバーガーは肉まんよりも小さなサイズのくせに、かなりのハイカロリーでびっくり。さらに、細いフレンチフライみたいなものも付いてきて、夕食として十分すぎるほどの熱量が得られましたが、健康的とは言えませんね。次のチャレンジはカップ麺か・・・。