またもこの店です。しばらく同じホテルにロングステイしているので、どうしても頻度が高くなってしまいますが、まだまだ食べていない料理がたくさんあるので、毎回楽しみです。
今回はランチタイムのマクロビオティック料理です。健康志向の料理を、目にも鮮やかに仕上げた4品コースの値段は3,850円。前菜、メイン、食後の飲み物がセットになったカリフォルニアセットと同じ値段です。
今日の前菜は、「麩、トマト、白インゲン豆のマリネサラダ、バジルの香り ナスのタルタル添え」です。白い高野豆腐のようなものが麩と白インゲン豆。もちっとしてほんのり甘く、ウイロウを思い出します。
どれがメインディッシュなのかわかりませんが、内容からすると次の料理がそうなのでしょう。「新玉葱と山芋のペピラードのグラタン」と書いてありましたが、ちょっとわかりにくい表現ですね。
新玉葱と山芋で作ったピペラードをグラタン仕立てにしたということのようです。
ピペラードはバスク地方の郷土料理で、南仏料理のラタトゥイユに似た感じ。生ハムを添えて出されることが多い料理ですが、マクロビオティックではそうもいかず野菜オンリーで仕上げています。要するにポテトグラタンです。
そしてご飯ものとして、南瓜と玄米のリゾット。バルサミコソースが添えてあります。
デザートは「グレープフルーツのテリーヌとフランボワーズのクーリ」。爽やかな柑橘と、血よりも赤いベリー、それぞれの酸味が際立っていました。
最後にローズヒップティーを。摂取制限の成果なのか、この量で満足できるようになってきました。ただ、これでたんぱく質は足りているのでしょうか。
最後に食べた肉らしい肉はLOTTERIA。それ以降はサラダのハム程度しか口にしていませんが、少なくとも「草食系男子」に変貌するようなことはなさそうです。