シンガポール動物園とマリーナベイザンズ

今朝はまずシンガポール動物園へ出掛けました。ここには広大な敷地にさまざまな動物が飼育されており、シンガポールではナイトサファリと並んで不動の人気を誇る観光スポットですが、私の一番のお目当ては、もちろんゾウたちです。

この動物園は、ディズニーリゾートを思わせるほど、とにかく演出が上手。ゲートを通れば、気分はもう熱帯雨林に冒険の旅に出たかのよう。生い茂る植物に咲き乱れる花々、どこからともなく聞こえてくる動物の鳴き声などにワクワクさせられます。

スタッフのコスチューム、トイレのデザイン、スーベニアショップやレストランの内装に至るまで、まったく抜かりがありません。

そして、数々のショーが予定されており、そのショーのスケジュールに合わせて、敷地内を「冒険」して歩くという趣きで楽しめるようになっています。

まずはゾウの朝食と入浴のアトラクションを見物。専用の水浴び場に現れたゾウたちは、勢いよく水に入り、私たち観客をからかうように、思いっきり水をぶっかけて来ます。私もびっしょりになってしまいましたが、猛烈な暑さですので、それも心地よく感じられます。

入浴後は、お腹をすかせたゾウたちに朝食を。バスケットに入ったバナナやリンゴ、ニンジンなどを、お客から手渡しで食べさせるというアトラクション付きです。

それが済んだら、しばらく他の動物たちを見て過ごしました。仕切りが目立たないように工夫されていたり、危険のない動物なら手を触れられる距離にまで近づけるのが、この動物園の特長です。

ふと路の上を見ると、あかちゃんオランウータンが木を伝って遊んでいました。スイスイと巧みに木を渡る姿は、かわいくもあり、達者でもあります。

やがて一番楽しみにしていたゾウのショータイムになりました。ゾウの区域は特に広く造られており、周囲には数百人が座れる観覧席が設けられています。

本日のキャストは4頭のゾウと4人のゾウ使いたち。司会者とゾウ使いがユーモアのある明るい会話で盛り上げる中、ゾウたちが次々と芸を披露します。キメのポーズまであって、スターのようでした。

珍しい花やトンボの姿も。

大満足で動物園を後にし、最近日本でも注目のマリーナベイサンズへ。平日の午後ですので、割と静かでした。

動物園と同じ値段のチケットを買ってスカイパークへ上がりましたが、動物園の充実度と比較してしまうと、少々高いなと感じたりして。大観覧車シンガポールフライヤーや建設中のガーデンズバイザベイが見渡せ、シンガポールの進化を実感します。

プールもゆったりとくつろげる雰囲気ですが、こちらは宿泊客専用ですので、ビジターは眺めるだけ。

泳ぎたい気分が高まってきたので、宿泊中のホテルプールに戻ってから、しっかりと泳ぎました。サンズのプールほどの特別なロケーションではありませんが、夕方5時を過ぎてもこの日当たりです。

水面に椰子のシルエットが映っているのがいい感じ。ここで1時間ほど泳いだら、背中と鼻先だけこんがりと日焼けしました。