街のど真ん中も、リゾート的なロケーションも、すべての場所が緑と花々に囲まれたシンガポール。ハイエンドなグルメレストランから、屋台やフードコートまで、多彩な味が楽しめるのも大きな魅力です。
ローカル料理といえば、屋台の集合体のようなホーカーズやフードコートがお馴染みですが、たいていのホテルダイニングでも同様の料理を楽しむことができます。値段は高めですが、街中より衛生的で洗練された味わいであることが多く、街中と比較してみるのも楽しいかと思います。
今回は滞在中のホテルや、街を歩きながらふと気になったホテルに立ち寄ったりして、いくつかのローカルフードを味わいました。そして、味を比較するために、できるだけ同じような料理を選びました。
こちらはマンダリンオーチャード「チャターボックス」で提供されているマンダリンチキンライス。前回来た時も食べてとても美味しかったので再チャレンジです。
同じ店のロブスターラクサ。ココナッツの入った甘くて辛い麺料理をロブスター入りにアレンジ。ビスクのような甲殻類特有の味わいが効いていました。
こちらはコンラッドセンテニアルシンガポール「オスカーズ」の海南チキンライスとラクサです。同じ料理でも見た目も味もかなり違います。チキンライスのスープが結構個性的でした。
続いてはカペラシンガポール「ザ・ノウル」でのローカルフード。インドネシア、マレーシア、タイの料理が揃います。とても勧め上手なスタッフにそそのかされて注文した6品ですが、大満足でした。
生春巻きは日本でもお馴染みです。
こちらはソトアヤム。麺なしラクサという感じのスープです。奥にちょっと見えているのはビーフタイサラダです。
次はホッケン・ミー。福建省がルーツの焼きそばだそうですが、バラバラに短い麺のスープパスタのようでした。
こちらはチキンライス。これだけではちょっと物足りないという感じの控え目なポーションです。
そしてチキンクレイポット。砂鍋で炊いた具載せご飯です。独特のスパイスが不思議な感じでした。
こちらも日本でお馴染みナシゴレン。サテの他、ディープフライのチキンも載ってボリュームたっぷりです。
いずれにしても値段的にはホーカーズの10倍近いものもありますので、あまり経済的ではありませんが、ゆったりとした環境で安心して食べられるという点では便利です。そして味はどれも上品で、ローカルフードがますます好きになりました。