ヒルトン大阪のランチタイムは食べ放題のオンパレード。中国料理「王朝」でも、ランチブッフェをやっています。

平日のランチタイムは女性同士のお客さんがほとんど。メニューには数種類のコースも用意されていますが、やはりブッフェが人気のようです。

店の入口付近に設けられたフードカウンターには、前菜から甜品まで約30種類の料理が並んでいて、特に前菜のコーナーでは中国風の装飾品などを巧みに使い、見た目にも工夫が感じられます。

とりあえず、全品を味見するために、少量ずつを取り分け、味わってみました。

ちょっと嬉しいのは北京ダックがあること。これは、係が巻いて作ってくれます。それと点心は熱々で美味しかったのですが、冷麺は麺が固まってしまってイマイチ。わかっていても茹で立ての味と比べてしまいます。

他にも、お焦げ入りスープや炒飯なども、作り立てならずっと美味しいんだろうなと想像しながら味わいました。

甜品には、自分の好みで仕上げる品があって、選ぶ楽しみと作る楽しみが同時に得られます。一番美味しかったのは杏仁豆腐。でも、一番かわいかったのはネズミだかウサギだかわかりませんが、小動物型カスタード入り揚げ饅頭でした。

サービスは、ビジネスマンの利用も多い店とあって、ややクールな印象もあります。でも、テーブルにはしっかりと目が行き届いており、できるだけさりげないサービスを心掛けているように感じました。

取り皿が大きいのもよかったです。小さな皿しか置いていない店もありますが、それだとなかなかきれいに盛りつけられませんからね。