都心から車で30分足らずで行けるリゾート、舞浜。東京湾に面してTDRのオフィシャルホテルが軒を連ね、一年を通じて都心のホテルにはない開放感と楽しい雰囲気に包まれています。
ヒルトン東京ベイもその中のひとつ。レストランはブッフェオンリーの「フォレストガーデン」、中国料理「王朝」、地中海料理「アチェンド」の3店があり、今回は「アチェンド」に、昼と夜連続で訪れました。
土曜日のランチはプリフィクススタイル。メインディッシュがパスタやピッツァの場合は3,500円、肉料理や魚料理の場合は4,500円で、他に前菜、デザート、食後の飲み物、パンが付きます。
それぞれの料理は、グランドメニューの中から好みの品を選ぶことができますが、品物によっては追加料金が掛かります。
今回はパスタが食べたかったので、3,500円の方を選びました。食前の飲みものはプロモーション中のスムージー。たくさんの種類がある中から、ミント風味のグラスホッパーを。1グラス500円です。
ほどなくプレッツェル風のパンが運ばれてきました。ほんのり温めてあります。バターの代わりにオリーブオイルとバルサミコ酢で。
前菜は生ハムとメロンをチョイス。熟成感のある味わいです。
パスタは500円追加でロブスターパスタを。麺も数種類から選べますが、オーソドックスにスパゲッティにしました。
ロブスターはお飾り程度だろうと、最初から期待していませんでした。パスタはトマトソースがベース。ああ、ロブスターは載っているだけで、ソースにロブスターのエキスは入れてないんだなと思いました。そういう味でしたので。
でも、尋ねてみると、ちゃんとポシェしてソースに加えているのだとか。ということは、ロブスターそのものに旨みがなかったということでしょうね。
ドルチェは自家製のいちじくコンポートをチョイス。これはとても美味しかったです。大きなフィグを丁寧に煮てありますが、じゅわっとした濃厚な味です。添えたアイスクリームはクリームチーズ味。よく合います。
サービスもよく気が付き、丁寧でした。すべてのスタッフが以前よりも明るく振舞うようになっただけでなく、上品さも備わってきた感じがしました。
帰り際に「ご夕食は・・・」と尋ねられ、中国料理でもと考えていると答えたところ、夜は週末だけのカーニバルディナーブッフェをやっているとアピールがあり、その場で予約したのでした。
昼にしっかり食べたので、夜は軽めに。夏のテーマはシーフードとのことで、フレッシュオイスターやカツオなどがダイナミックに並んでいました。
あとは、パエリヤやほうれん草ラビオリチーズソース、グリル料理などを少し。そして最後はカスタード入りのドーナッツとティラミスに、ラズベリーソースを掛けて。
ブッフェカウンターにはピサの斜塔を模したケーキがディスプレイされ、ひと目を引いていました。これを全部ひとりで食べ切ったら、ものすごいですね。
あと、同じ銘柄のワインでも、ヒルトン東京やコンラッド東京で飲むより、ずっと安いところも魅力。たまにこうして都心を離れて息抜きしています。