日曜日の夜に訪れたインターコン東京ベイの「分とく山」。6月のランチ以来の再訪です。賑わうランチとは趣きが違い、しっとりとした落ち着きが感じられます。
7品コースの小会席「伴月(ともつき)」は、9,240円と手ごろな価格も魅力です。品数は少なくても、ボリュームはたっぷりとのこと。プライベートな食事には好都合な献立です。
お酒は涼しげに竹筒で。
先附は、ナスの翡翠煮。茄子の葉もまた涼しげです。
はっぱを外すと・・・
お椀は、金目鯛の入った胡瓜のすりながし。
造りは、まぐろとひらめ。
進肴は、名物の鮑磯焼。
強肴は、スズキの白滝蒸し。
食事は、タコと枝豆の土鍋炊き込みご飯、香の物、みそ椀。
甘味は、きな粉寄せ。
確かにボリューム満点でした。というのは、土鍋炊き込みご飯がかなりの量でしたので。
そこでスタッフに尋ねてみました。すべて食べ切るお客さんはいるのかって。
「たま~に、いらっしゃいます」とのこと。でも、残った分は持ち帰れるように包んでくれ、それを見越して多めに炊いているのだそうです。
でも私、ぜんぶ食べ切って来ました。やはり炊きたてに勝る味はありませんからね。
若いスタッフ中心のサービスは、どちらかというと形式的なものになりがち。でも、ちょっとしたコミュニケーションをきっかけにアプローチすれば、たちまち打ち解けて和らげるのも、若い人ならではかもしれません。
味、タイミング、ともに申し分なく、満足のできる食事となりました。