9月の張家界音楽週から始まった秋のコンサートシーズン。昨年までに比べれば楽なスケジュールですが、年末までの長丁場を乗り切れるのか心配です。
すでにシーズンに入っているとはいえ、10月は毎日が正念場。そろそろ大気圏突入という感じで、まもなく全身全霊が激しく熱を帯びて燃え上がります。25日は、ギリギリまで自宅で稽古に励んでから、福島県の白河へ。26日から4日間は、白河市内の小学校を巡回してコンサートを行います。
この足でせんくらに出演し、2日の終演後はすぐに東京へ。3日間の稽古の後、シンガポールへ出発します。10日に帰国してまた3日間の稽古でリサイタルです。
実質、リサイタルまであと6日しか残されていないことになります。演奏予定曲のうち、まだ準備が整っていないのは松本淳一さんに書いてもらった曲。
直感的なイマジネーションが必要な曲なので、すらすらとは準備が進みませんが、よりよい仕上がりにするために、逆算してじっくりと取り組んでいるところです。
今は、とにかく弾いていたいという一心。移動時間も食事も、一切をもどかしく感じてしまいます。でも、日常を大切にしなければ、人間らしい演奏ではなくなる気がするので、何気ないいつもの暮らしもないがしろにはできません。
リサイタルの演奏プログラムは、せんくらの後にお知らせします。
それからシンガポール。初めてのコンサートが、すてきなダイニングでのサロンコンサートとは嬉しい限り。くつろいだ雰囲気の中、お越しになった皆さんおひとりおひとりのためのプライベートコンサートに感じてもらえるような、パーソナルな雰囲気をと考えています。
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何とも心地よいひと時となる確信を持って、今から楽しみにしています。
ハードスケジュールですが、むしろ元気。やっぱり弾いている時こそが最高!