白河市内小学校巡回コンサート初日はとどこおりなく終了。午前と午後で約700名の小学生たちと一緒に音楽を楽しみました。

会場は体育館ですが、ぬくもりのあるリッチな響きは、名だたるホールにも負けないほど。手元を映し出すスクリーンで、指使いのディテールも見ることができます。

白河市では、ソロの演奏曲目の他に、昨年完成したばかりの市民歌を合唱するコーナーがあります。作曲は青島広志先生。親しみやすく温かい感じの曲で、子どもたちが歌う声を聞くと幸せな気持ちになれます。

これから演奏会が続きますので、私もパワーをつけなくては。朝はホテルのブッフェで、昼は手っ取り早く弁当ですが、夜はエージェントとのミーティングを兼ねて市内のレストランをいろいろ。

やはり体が求めているのか、肉っぽいものを食べたくなります。二日連続でハンバーグとステーキ。これでスタミナも万全。余分な脂は、旅にも持参している中国の黒茶できれいさっぱり流してます。

演奏会の合間を縫ってリサイタルの稽古も欠かしません。せんくらのプログラムもぼちぼち弾いています。誰もいない体育館に響くシンフォニー。誰かに聞いてもらいたいと思いながら、ひとりで楽しんでいます。