ブラッスリー ラ・セゾン 白河市南湖公園

白河を代表する名勝地のひとつに数えられる南湖公園は、1801年の造園当時から身分の差を越えて人々が憩える場所として設けられ、日本初の「公園」と言われているそうです。

風情のある景色が望める湖畔には数々の歌碑がある他、雰囲気のある旅館や飲食店が点在してます。ちょうど夕暮れ時、那須連山に沈んだ陽の名残りを眺めることができました。

今宵の食事は湖畔にあるブラッスリー ラ・セゾン。中国張家界音楽週での最優秀音楽演奏賞の受賞を記念して、エージェントが食事に招待してくれました。旅先での祝賀と、リゾートのようなロケーションでのディナーに心も弾みます。

山小屋風の店は、1階と2階に客席があり、1階にはキッチンを望むカウンター席も用意されています。いずれも小上がり席で、靴を脱いでテーブルに着きます。

ディナーはパスタセットやステーキディナーなどの手軽なセットメニューも用意されていますが、今夜はフルコースが振舞われました。

一皿目の前菜はスモークサーモン、温かいバンバンジー的なチキン、そしてキッシュの盛り合わせ。

二皿目の温製前菜は帆立貝プロヴァンス風。甘い帆立にガーリックがよく合います。

スープはマッシュルームスープのカプチーノ仕立て。真っ白で泡雪のようですが、中からはキノコの香りが立ちのぼります。

魚料理は鯛のポワレ。シンプルな白ワインバターソース。トマトがとてもフレッシュでした。

肉料理は牛フィレ。

そしてデザート盛り合わせ。

ナイフフォークの他に箸も用意されていて、ステーキ以外は箸が重宝しました。今日も満腹スタミナ十分。パワフルな演奏をお届けできそうです。

食事を終えて店を出ると、満天の星空。気温の上がった日中とは打って変わり、肌寒さを感じました。これからますます星空が輝きを増すことでしょう。