せんくら2日目。明るい日差しが、ステージに向かう気分をも晴れやかにしてくれます。今日の出演は午後の1ステージのみですが、宮城だけでなく、福島、岩手、秋田からのお客様も。期待にお応えできるよう一層の気合いが入りました。
1日と2日の会場は、昨年も一度出演したエルパークのギャラリーホール。ステージサイドはキッズ向けに装飾され、笑みを誘います。
スタッフさんたちに挨拶してから楽屋に入ると、今日も見事な花が届いていました。仙台の皆さんがこんなにまで応援してくれているのだと、胸が熱くなります。
好天と賑わいに誘われ、リハーサル前に少し周辺を散策。アーケードではピンクリボン運動のイベントが行われており、昨年のせんくらの帰りに新幹線で食べた弁当にも使われていたキャラ、むすび丸の姿もありました。
初日は少々硬い気持ちのままに演奏しましたが、今日はすっかりリラックス気分。本番でものびのび楽しく弾くことができ、満席のお客様と共に音楽の冒険旅行を満喫しました。
終演後は東北大学エレクトーンサークルMUSICAのメンバーたちと交流会を持ちました。堅い雰囲気ではなく、フランクにお茶するような感じで学生たちと接することができ、私も20年くらい若返ったような気分を味わいました。
その足でサークルの稽古風景を見せてもらうことに。今日は、11月に予定されている演奏会の「中間発表」だとか。いったいどんな雰囲気なのか、興味が湧きます。
ヤマハ仙台センターの大部屋を借りての「中間発表」では、アンサンブル13曲が披露されました。チームごとに演奏して、進捗状況を把握し合うとともに、互いにコメントを寄せ合って励みとヒントを得るという趣旨です。
私も教室の隅で13曲すべての演奏を聞きました。それぞれの学生たちが弾く姿を見て、特に誰ひとりとして弾くということを軽んじている人がいない点に感銘を受けました。
ここにいる全員がエレクトーンを愛し、純粋な気持ちで楽しんでいる。その様子は、まさにエレクトーンのパラダイスのよう。私も彼らの活動を積極的に応援したいと思いました。