2011年10月7日と8日の2日間に開催した、シンガポールでのサロンコンサート。異国での楽しかったひと時を、写真で振り返ってみようと思います。
まずは7日のコンサートから。会場は、ボートキー沿いのショップハウス2階にオープンしたクラシックミュージックサロン。ゴージャスな赤を基調とした内装は、まさにサロンの名にふさわしい雰囲気が漂います。
開演が午後9時と遅いのも、シンガポールならでは。まずはオーナーの挨拶からスタートし、温かい拍手に迎えられて登場です。
初めての場所での演奏であることをしみじみと感じながら演奏が進みます。お客様の反応がダイレクトに跳ね返ってくるところも、日本とは一味違いました。
途中、オーナーにもエレクトーンに触れてもらったことで、鍵盤がいかにセンシティブかが会場の皆さまにも伝わりました。
休憩時間には、ワインやフィンガーフードとともに、お客様同士で音楽談義に花が咲きます。これもまたサロンならでは。楽しいムードの中に、知的な空気が感じられました。
後半の演奏も絶好調。シンガポールで初めての演奏会は、とても気分よく終えることができました。
続いては、8日のディナー&コンサート。会場はクラシカルな佇まいが魅力のベルジャヤホテルにあるカフェオペレッタです。
シェフやパティシェ、ホールスタッフなど、すべてのスタッフがこの日一日限りのイベントのために力と知恵を合わせました。
ロビーでのワインプレゼンテーションの後、店内にてディナーがスタート。スペシャル料理とともに、選りすぐりのワインがサービスされます。
サービス陣の装いや振舞いもエレガント!
ディナーは思いのほか盛り上がって、食事タイムが予定よりも1時間長びくことに。そのため演奏開始も1時間遅くなりましたが、演奏プログラムは予定通りです。
MAMIの名ナビゲートでスタート!
美味しい食事とワインですっかりリラックスしていたお客様ですが、演奏が始まると、また目を見開いて聞き入ってくれました。演奏中は客席が見えませんが、お客様の熱い視線は背中にも強く感じます。
終演後はお客様から嬉しい言葉をたくさん頂きましたし、スタッフとも成功を歓び合い、チームワークでひとつのイベントを成し遂げたことに誇りも感じました。
シェフとパティシエもお客様にご挨拶。
最後に、このコンサートのために日本から駆けつけてくれた、我が師匠の岩井先生と。いつまでもこうして見守ってくれることに胸がいっぱいです。