土曜日もずっと六本木ヒルズで充電中。でも、滞在しているホテルとは、以前から何かと相性が合わず、貧乏くじを引かされっ放し。今回も休息どころかストレスが溜まる一方です。
いつもなら、人と食事をするのも滞在中のホテルを使うのですが、さすがに今回は気分をリフレッシュするために外に出ました。訪ねたのは六本木ヒルズのはずれにあるシンガポールレストラン、その名もカフェ・スィンガプラです。
ビルの谷間にある小さな建物が印象的。シンガポールではなく、マレー語のスィンガプラと名乗っているところにも惹かれました。
店内はレトロな雰囲気。1階にキッチンとカウンター中心の客席、そして2階がテーブル席中心のダイニングホールで、2階には小さなマーライオンも飾ってあります。
きっと平日は近隣のオフィスワーカーで賑わうのでしょうけれど、土曜日のランチは静か。平日はランチメニューがあるようですが、週末は夜と同じグランドメニューのみです。
まずは自家製ジンジャエール(550円)を。フレッシュな風味で気分爽やか。甘さは好みで調節できます。
料理は5品注文しました。まずはサンバル・カンコン(空心菜のサンバル炒め 950円)。自家製のサンバルにはカピ(小エビ)がたっぷり。
ソフトシェルクラブの生春巻き サテー風のピーナッツソース(800円)。これが一番気に入りました。
ペッパー・プロウン(海老の黒胡椒ソース炒め 1100円)。海老は6尾で、野菜の方が目立ってます。
カトン・ラクサ(スパイシーなココナッツ風味のスープビーフン 950円)。私はもっと味が濃い方が好きかな。薬味を全部入れても味が薄く感じました。
お馴染み海南チキンライス(950円)。ジャスミンライスはとても香りがよく美味しかったです。チキンは脂がのっていて、さっぱり派の私には厳しかったです。
それでも、どの料理も本場の味に近く、まるでシンガポールにいるような気分で楽しく味わいました。
ただ、全席喫煙可なので、喫煙者で込んでいる時は、レストラン完全禁煙が徹底しているシンガポールとは似ても似つかない環境になるかもしれません。空いている週末に行って正解でした。