和歌山マリーナシティロイヤルパインズホテルの紀州弁当

マリーナ越しに見る海はきらきら輝いて、ホテルのバルコニーにはひんやりとしながらも、目覚めの肌に心地よい風が運ばれてきます。

いつもは和歌山市内中心部か大阪市内に宿泊しますが、今回はマリーナシティロイヤルパインズホテルに泊まって、リゾート気分を味わいました。

朝食も想像以上に充実していました。特に紀州カラー満開のご当地アイテムには目移りします。中でも有田みかんジュースと梅干は欠かせませんが、なんと18種類もの梅干しが並び、食べ比べが楽しめます。

全種類にチャレンジしたかったのですが、さすがに塩分過多になりそうなので、6種類に厳選。心地よい酸味は共通していますが、それぞれに独特の風味が感じられました。

ランチもホテル館内でとることにし、日本料理「四季彩」へ。手軽な定食から、弁当、本格会席とニーズに合わせた品が揃う中、迷わず決めたのが紀州弁当。訪ねた土地の味覚で、今いる場所の印象が強く濃くなりそうです。

最初は、季節の前菜盛り合わせ。色鮮やかな9種類の旬菜が木箱に入って運ばれてきました。運んで来たねえちゃん、緊張してたのか寝ぼけてたのか、上下さかさまに置いていきましたので、そのまま撮影。

造り。メニューには鮪、鯛、甘海老とありましたが、鯛はイカでごまかされました。醤油の他に梅ソースが付きます。

野菜炊き合わせと茶碗蒸し。ちゃちゃか食べる私でさえ慌しいほど、テンポよく運ばれてきます。

海老真丈揚げ。

寒鰤のみぞれ鍋。

キノコ炊き込みご飯、味噌汁、香の物。

デザート盛り合わせ。

以上で3,300円。お買い得という感じではありませんし、期待ほど紀州カラー満開でもありませんでしたが、リゾート気分でランチを楽しむにはいいと思います。

午後は、同じホテル内で開催されたSHUPLACEという音楽イベントを鑑賞。エレクトーンを中心に、ピアノ、ドラムス、パーカッション、ギター、ベースが加わり、クラシックからJ-POPまで幅広い音楽でテンションアップ。

イベントのテーマはBon Voyage、世界11周<<衆>>絆の旅。世界中の音楽を一心に演奏する姿に引き込まれ、さまざまな風景が浮かんできて、やっぱり音楽はいい!とつくづく感じました。

飛行機の都合で最後までいられなかったのですが、夜間飛行の小さな窓から地上の光を見下ろしながら、さっきまでの音楽の躍動がまだ止まらず、東京に降り立ってからも、ずっと余韻が残っています。

和歌山駅ではパンダ列車に出会いました。