高輪のプリンスホテルは、何といってもガーデンが魅力。冬の澄んだ空気と静けさ、そして暖かな日差しに気持ちが解けていきます。
ランチを兼ねた打ち合わせのため、訪れたグランドプリンスホテル高輪。ロビーでは、ちょうど正月飾りの準備中でした。せっかくここに来たら、トリアノンで京野菜を使った仏料理を味わいたいと思っていたのですが、時間が限られていたので、グランカフェ パティオへ。カジュアルなコーヒーハウスですが、ガーデンに面した明るい店です。
メニューをじっくり見る暇もなく、最初に目に止まった「グランティーナ~お気に召すまま」というセットを注文。いろいろな味を少しずつ味わえるよう工夫された、幕の内弁当のようなセットです。
若菜のサラダに甲州高原鶏のコンフィーとリンゴを添えて。
パスタかスープはどちらかをチョイス。浅利と小海老のトマトソーススパゲティーを選びました。なんかこう、インスタントっぽい味・・・。
オーストラリア産牛ロース肉の網焼きとタラのソテースパイス風味。肉も魚も冷え切っていて、とても作り立てとは思えず・・・。
デザートは、小さな皿を渡され、その皿に乗る分だけワゴンから好きなものを取れるというもの。上に重ねるとか、皿の縁ギリギリまで載せるとかすれば、かなり取れると思いますが、そこまでしませんね。
このデザートワゴン、私たちのテーブルに来た時には、さほど種類もなくスカスカだったのに、次に隣のテーブルに来た時には、種類も増えて満載でした。そういうの、よくありませんよ。
他に、ホットロールという温かいパンと、食後の飲み物が付きます。このセットは、ディナータイムでも同じ値段。その点からしても、夜の方がお買い得かもしれません。
食後も、時間が許す限り打ち合わせを続けていたのですが、コーヒーのお代わりすら一度も勧めてくれないなど、また来たいと思う要素は特にありませんでした。