ジム・トンプソン タイレストラン&ワインバー シンガポール

バンコクからシンガポールへ。同じ東南アジアでも、シンガポールの日差しは一段と強烈です。今回は何かとご縁のあるジム・トンプソン。シンガポールで最初のランチに訪ねたのも、ジム・トンプソンレストランでした。

場所はデンプシーヒルへ向かうちょうど入口近く。シンガポールの中でもとりわけ緑豊かで清々しい環境にある独立型店舗です。エントランスまでのアプローチには、まるでリゾートホテルのスパを思わせる落ち着いた雰囲気が漂い、アウトドアのテーブルもいい感じ。でも、昼間は日差しが強すぎるので、ロマンチックな夜向きかも。

一方、古いバラックを巨額を投じて改装したという屋内はというと、とにかくダイナミック。高い天井、整然と並ぶ柱、そして統一感のある見事なインテリアは、伝統的でありながらもたいへんモダンです。

もちろんファブリックはジム・トンプソン。

スタッフたちの美貌もまた一見の価値あり。タイ人女性もいて、恭しいワイ(顔の前で両手を合わせる仕草)で出迎えてくれました。

サイアムセットランチはS$28++。スープ、メイン、デザート、ドリンクの4品がセットになっており、デザート以外はいくつかの種類から選ぶ仕組み。ランチタイムならこちらがお得です。

このセットに、前菜としてソムオーのサラダを追加。マンダリンオリエンタルで食べた味が忘れられず、早くもアンコールです。

スープはトムヤクムン。さすがに辛い。

メインは鶏そぼろとバジル炒め。

デザートはやっぱりマンゴーと甘いもち米。

飲みものはレモングラスドリンクにしました。

ランチタイムでも、タイ舞踊のダンサーがテーブルを縫いながら踊りを見せてくれます。記念撮影にも応じてくれますし、視線が会う度にステキな笑顔を投げかけられ、なかなかいい気分でした。