Sony Open in Hawaii ともうひとつの楽園

ゴルフにはまったく疎い私ですが、ソニーオープンの舞台となるワイアラエ・カントリークラブで、トーナメントを控えた選手たちの練習風景を「鑑賞」してきました。

いつもは閑静なカハラ地区が、この時期はにわかに活気づきます。警備も厳重ですし、臨時駐車場ビジネスも出現。世界の注目を集めている大会だけのことはあり、雰囲気に圧倒されそうです。

でも、カントリークラブ内は、むしろ落ち着いたムード。真剣勝負に向けてチューニングする選手の集中力をそがないよう、誰もが存在感を押し殺して動いている感じでした。

選手たちは、それぞれに威厳が感じられたり、スター性があったり、ただものではないオーラに溢れています。日本でアイドル的人気の若き選手たちも、たいへん知的で洗練された印象。

練習風景でさえ、まさに芸術を見る思いがしましたし、トップクラスの人々が集まってこそ醸しだされる空気に触れ、大いに刺激を受けました。

優勝賞金は99万ドル。音楽のコンクールで100回グランプリになっても追い付きそうもありません。まさに別世界です。

そしてもうひとつの別世界。それはワイアラエ・カントリークラブの隣にあるザ カハラ ホテル&リゾート

ここのビーチの静けさと優雅さは、ワイキキでは決して手に入りません。

ホテル内のラグーンには、魅力的な海の生き物が暮らしています。うみがめ。

えい。

そして、イルカ。

こういう場所を楽園というのかもしれません。