佳香の花瀬膳 ハイアットリージェンシー東京

出張でおぐけん参上。ランチでもどう?との誘いに、稽古でムリと思いつつも、久しぶりの再会を楽しみに、出掛ける決心をしました。

12時少し前に東京駅到着との連絡。新幹線の旅を満喫したようです。ハイアットリージェンシー東京までおいでと返事をし、しばらくしてからパークハイアットじゃないよと追伸。無事に落ち合って佳香に向かいました。

静かな個室に落ち着き、おぐけんはビールと赤紫蘇酒を注文。箸袋を見て「かこうって読むんか、よしかかと思った」とコメント。「よしかじゃスナックみたいだね」と私。

料理は花瀬膳に即決。料理を横目に会話は弾みますが、料理の撮影は忘れません。小鉢は数の子のお浸し。

焼八寸は彩り豊かにさまざまな味が楽しめる一皿。おぐけんのアルコールもどんどん進みます。私は茶。

造り、焚合、天ぷら、食事は膳で運ばれてきます。器もいろいろで賑やかです。

兎と蛙の賭弓が描かれた器の中身はちらし寿司。

食後は水菓子。

そして席を移さず、コーヒーを追加。

長女が医学部に合格し、一家の主として頼もしさをにじませるおぐけんを見て、立派に生きているなとしみじみ思いました。それにひきかえ、私はいったいこの世に何を残せるのかと、ふと寂しく感じたりして。いえ、私は周りにいる人たちの記憶にうっすら残ればそれでいいのです。