武蔵野の鉄板焼ランチ ヒルトン東京

小会席膳の次は鉄板焼ランチ。以前は連日大人気でなかなか席が取れなかった鉄板焼カウンターですが、最近はそれが逆になっているようです。テーブルが満席で鉄板焼がガラガラ。なぜでしょう。

牛肉は危ないというウワサからでしょうか。外国人中心の鉄板焼ブームが去ったからでしょうか。ヘルシー志向で肉を避けているからでしょうか。うーん、もったいない。鉄板焼は日本の食文化ですし、職人の見事な技で焼き上がった肉は、何倍も美味しくなるというのに。

客の立場からだけ考えると、空いている方がゆっくり食べられますし、職人を独占できますし、何かと好都合です。でも、やっぱり店はある程度の活気がある方が盛り上がりますね。

今日はランチコースをベースに、活車海老とアスパラガスを追加。コースをグレードアップするよりも、好みに合った内容になりますし、オリジナル気分を味わえます。

先付けはキノコの白和え。

コースの前菜は活帆立貝のバターソテー、茸添え。

追加の車海老。調理される直前まで皿で踊ってました。一尾は皿からの逃亡にも成功。でもすぐに捕獲。謹んで美味しくいただきました。甲殻類の味が濃縮したバターと車海老の味噌を使い、風味倍増。

追加のアスパラガス。藻塩で味わいますが、コーンのような甘さが口いっぱいに広がります。

コンビネーションサラダ。

お肉は絶妙な焼き加減で。添えられた安納芋も美味。西洋わさびと味噌を合わせた薬味が気に入りました。これにご飯と赤だし、香の物が付きます。

食後はコーヒーまたはデザートをチョイス。デザートは苺のパンナコッタとのことでそちらをチョイス。でも、苺とパンナコッタの方が正しい感じでした。

サービスは百点満点。素晴らしく快適。職人も礼儀正しく、店先まで見送ってくれました。