9/3 韓国・昌原で第九

山口市アンディフロイデ合唱団との共演でスタートした第九と私の関係は、年が経つごとに親密になってきました。最初のころは年に一度あるかないかの頻度だったのが、今では年に数回の機会があり、更に広がりつつあります。

こうして広がるきっかけになったのは、周南市第九演奏会が定期的に開催されるようになったことと、その主宰である門司先生が各地の第九合唱団と積極的な交流を持っていることによります。そしていよいよエレクトーンによる第九は海を越え、韓国で開催されることになりました。

日本でこそ第九演奏会はポピュラーですが、海外では盛んとは言えません。韓国での上演が決まった際も、関係者の方々はなんで第九?と不思議に思ったそうです。それが、実際に企画を打ち出して合唱団を募ってみると、期待以上に多くの方々が参加してくれ、熱心に稽古に励んでいると聞きました。

そしてこの演奏会には、日本からも50名以上の合唱が参加します。ドイツで生まれた第九が、韓国と日本の架け橋になるなんて、ベートーヴェンにも想像できなかったことでしょう。どのような交流になるのか、とても楽しみです。

2016.09.03 15:00開演

韓国昌原(チャンウォン)城山(ソンサン)アートホール

マダン劇上演に続き、エレクトーンソロ演奏、第九演奏と続きます

Microsoft Word - 昌原チラシ