源氏ダインアラウンド 源氏 ヒルトン大阪

昨日はとんかつを食べたし、今日の昼は軽くすしをいくつかつまめばいいや。そんな気分でヒルトン大阪「源氏」ののれんをくぐったのが午前11時半。寿司カウンターに座るつもりが、窓際のテーブル席に惹かれました。

メニューをじっくり眺めながら、どんどん欲張りに変貌する私。天ぷらも鉄板焼も美味しそう。パラパラとメニューをめくっていると、源氏ダインアラウンドなるコースが載っているではありませんか。

それは、会席、天ぷら、鉄板焼、寿司、この4つのセクションの職人がそれぞれに腕をふるった料理を、テーブルにいながらにして味わえるというもの。面白そうだし、これに決定です。

すぐに先付けが出て来ました。

その後、印刷された品書きを渡され、苦手なものやアレルギーはと尋ねらましたが、献立に不都合なものは見当たらなかったので、特になしと返答。

前菜と造りは会席の料理人が担当。ガラスの皿に盛られた前菜は、初夏の装いです。蛍烏賊、若布、蕨、蓮芋。

造りは鰹、烏賊花、鯛そぎ、鮪。

天ぷらは華やかな盛り付け。ただ、カウンターで揚げたてを食べるのに比べたら、どうしても味は落ちます。

鉄板焼からは海老、帆立貝、白身魚、和牛サーロインのブロシェット。ラタトゥイユや赤ワインソースは洋風の趣き。

寿司は6貫。品書きの一部が変更になって嫌いなサバが出てしまいましたが我慢。

すっかり寿司を食べ終わって、皿が下がった後になって赤だし。

ここから想像がつく通り、タイミングはよくありません。料理と料理の間も随分と待たされました。

デザートは、品書きとはまったく違いました。本来は2種類のケーキ類にアイスクリームが添えられることになっていますが、ケーキ類は1種類で、同じものが3つも載っています。

とりあえず、分量が載ってればいいでしょ的ないい加減さを感じガッカリです。品書きと内容が違うなら、品書きを出す意味もありませんし。救いはテーブルを担当した女性スタッフの親切さ。それがなかったら、怒っていたかもしれません。