4月6日。上海文化広場での演奏会が成功し、主催者のボスをはじめ、スタッフ一同、とても喜んでくれたのを見て、私もやっとほっと一息。今回の上海滞在で毎日のように共演したツァオ・レイとも、ひとまずお別れだと思うと寂しくなる最終日の夜。
終演後に主要スタッフと共に行ったのが、会場近くにある「維園悦譜」。気取らない広東料理の店です。
大きな円卓を囲み、ボスが料理を注文。もう夜も遅いし、開演前にちょっと食べたから、ほんの少しでいいよと言って、控え目にしてもらいました。
次々に運ばれてくる点心たち。お腹いっぱいと思いつつも、やっぱり見ると食べたくなってしまいます。
ツァオ・レイは終演後、別の用事で一度帰りましたが、また戻って来てくれました。私よりもずっと若いツァオ・レイは、さすがに食欲旺盛。細身なのによく食べます。
私は甜品に注目。カスタードの入ったパイやエッグタルトなど、どれもコンサートで消耗した体に嬉しい味。
マンゴープリンも美味でした。
この店の近くには日系企業が多く入居するオフィスビルがあり、日本人の利用も多いとか。手ごろな値段で気取らずに食べられる店ながら、ちょっと洒落た雰囲気なのが人気の秘密。
来年のコンサートをどのようにするかなど、有意義な会話も弾み、上海最後の夜は楽しく更けて行きました。