香川から岡山経由で東京へ。この季節、岡山ならではの旬のフルーツを思う存分味わいたいところながら、毎度素通りです。空港では100円を投じて展望デッキへ。真っ青な空と白い雲、かすかな風に揺れる緑に囲まれながら深呼吸しました。

上海行きが離陸し、エプロンにはソウル行きと東京行きが。そこに私が乗る飛行機が到着。一番小さい機体です。となりの全日空機は最新鋭。ちょっと浮気してみたくなりました。

羽田空港からはタクシーを使うつもりでいましたが、やっぱりリムジンバスに乗ることに。それは、新宿行きバスが発車する羽田第1ターミナル5番のりばが、私にとってパワースポットのひとつだからです。

なぜパワースポットかというと、そこで働くひとりの青年に、いつも前向きな気持ちをわけてもらっているから。

素朴で小柄な外見をした彼は、どんなに忙しい時でも笑顔を絶やさず、親切で熱心なサービスで、ここから出発するすべてのお客を送りだしています。

そんな仕事ぶりを見ていると、こちらにも親切心がうつり、気持ちが明るく温かく、そして軽くなります。

迎えの車が来ている時にはバスを利用することができませんが、それでも駐車場まで移動する間に5番のりばの前を通り、明るく朗らかに働いている様子を見て安心することもあります。

羽田や成田でリムジンバス乗り場のサービスを担当しているのは、株式会社リムジン・パッセンジャーサービス。彼等の親切なサービスは、とても高いレベルで安定しており、旅客サービスの鑑です。

そんなわけで今日はリムジンバスのチケットを購入しましたが、いつもの彼は見当たらず。でも、他の係たちも同様の礼儀正しさで出発を見送ってくれました。