ジャカルタの虹

次の目的地に向かうつもりが、現地事情により困難になったので、このまま大都会ジャカルタで過ごすことに。外にも出られないので退屈かと思いきや、想像をはるかに超えて楽しく快適です。

ジャカルタに来てから、まだ一度も雨が降っていません。時折厚い雲が通り抜けるくらいで、概ね晴天か薄曇り。今日はとりわけカンカン照りです。貸切プールでの水泳も日課となりましたが、同時に背中や肩が日焼けでひりひりしてきました。

朝食は今日もプールサイドで。陽気なスタッフが、今朝は何にする?とオーダーを取る気満々に、泳いでいる私に声を掛けて来ます。ニース風サラダが食べたいと言うと、任せて!とにっこり。

料理が来るまで泳いで待つことにしましたが、それから2キロ泳いでもまだ来ません。泳ぎ終わるのを待っているのかもしれないと思い、一度水から上がって東屋に寝転んだものの、それから更に時間が掛かりました。

そして届いたのがこちら。野菜の上に香ばしく焼き上がった大きなツナが載っています。もうこれはメインディッシュの域ですね。誰もいない空間で、きらきら光る水面を眺めながらの食事は気分最高です。

こちらは午後のティータイムに食べたレインボーケーキ。何とも派手な彩色ですが、味はいたってオーソドックスなショートケーキです。このド派手ケーキは、インドネシアではポピュラーなものらしく、多くのカフェで扱っていて、店によってストライプの幅や層の数が違うとか。雨が降らないジャカルタで見た最初の虹でした。