明日のコンサートに備え、新潟に来ました。道中、天気がいいのか悪いのか、よくわからない不思議な空模様でしたが、何度も何度もくっきりとした虹を眺めることができました。今夜はホテルで夕食。そして早めに休息を取るつもりです。

夕食はANAクラウンプラザホテル新潟の地階にある和食ダイニング「蔵」へ。すっかり改装されて、モダンでムーディな空間へと生まれ変わりました。以前は新潟郷土料理と謳っていたように記憶してますが、今は和食ダイニングです。

店内は開放的なテーブル席、スリットやすだれで仕切った半個室、座敷、鉄板焼カウンターなど、多彩な表情を持っています。今回座ったのは半個室。他のテーブルのことは声以外気になりませんが、係はちゃんとテーブルの様子を把握しやすいようになっているようです。

手頃な定食や一品ものもありますが、月ごとに献立が変わるコースを選びました。味覚コースは5,500円、美食コースは9,240円。違いは村上牛ステーキが付くか付かないか。ここまで来て、村上牛を食べないのは悲しいので、奮発してみました。

小鉢「子持昆布 若布 水菜の生姜和え」。

「お造り三種盛り合わせ」。さすが新鮮でとろける味わい。

焼物「ホウ葉焼き 豚バラ 焼き野菜」。回鍋肉のような濃厚な味。あまり火の通っていない茄子が美味でした。

中皿「村上牛ステーキ」。待ってました、村上牛。一切れ1,000円以上。さすがに美味しいです。

煮物「かき かぶら鍋 柚子コショウ」。みぞれ状の蕪がさっぱりとして口当たりがやさしく、最後まで飲み干しました。牡蠣は小さかったです。アサリサイズ。こんな小さな種類もいるんですね。牡蠣のチワワ。

揚物「穴子と餅の磯辺揚げ」。ゴメン、穴子はやっぱり江戸前に限ります。

お食事「かに玉雑炊 香の物」。ほどほどの量で、美味しく食べられました。

デザート「洋梨のシャーベット」。すっきりリフレッシュ。

新潟の銘酒も多種揃っています。サービスは和服の女性陣が中心。丁寧で奥ゆかしく、細かいことによく気付いてくれました。新潟の女性は働き者です。