風と虹と砂浜と

年明けのオアフ島も、今回で3年目。一年分の深呼吸とともに、できるだけ遠くを眺める日々で、完全リフレッシュを目論んでいます。香港も寒く感じましたが、ハワイも同様。シャワーのような雨と強烈な北風に歓迎されました。

上の写真では、椰子の木が大きく風に煽られている様子がおわかりだと思います。到着前夜には強風で送電線にトラブルがあり、ホノルルが1時間以上も停電したとか。

そんな気候の時は、空の表情が目まぐるしく変化します。さっきまでカンカン照りだと思えば、厚い雲に覆われたり。そして雲が去る頃には、見事な虹を見せてくれます。

上の写真では、うっすらとダブルレインボウなのがわかるでしょうか。実際には、写真で見るよりも圧倒的な存在感があり、思わず息をのむ美しさです。

ホノルル到着から一夜明けて、ファミリーでノースショアへドライブ。目的はただ海を見るだけ。この風ですから、さぞや高い波が来ているだろうと思いきや、あんがい穏やかでした。

人気のビーチはサーファーや日光浴の人々で賑わっています。そして誰もがリラックスした素敵な表情を浮かべています。ハワイは人々をシアワセにする島なのですね。

同じビューポイントに立っていても、眺める方角によって印象は大違い。上の写真は晴れている東の空を見たところ。

そして上の写真は西側を向いたところ。それぞれに趣きがあって、どちらがいいとは決められません。荒々しい方がノースショアらしいという気もします。

道沿いの海岸には人影なし。自分の足跡とカニの足跡だけ。そんな風景を一日中眺めていたいです。