タッチパネルに振り回されて

今日も終日のひとり稽古です。誰にも会わず、誰とも会話せず。耳にするのは自分が奏でる音楽だけ。あちこち飛び回ったかと思えば、同じ場所でじっとし続けるなんて、まるで渡り鳥のようです。

あと1曲を残された編曲は、まだ未完成。どうもしっくりこないので、途中までやっては破棄の繰り返しですが、そろそろ仕上げに掛からなければ。明後日の今頃はもう披露し終わっている時間です。

27日のコンサートは、規模は小さくても、内容は非常に濃厚です。私が弾き慣れた曲はほとんどプログラムにないので、ゼロからの準備を短期間で行っています。

事故が無いように弾くだけでは音楽になりませんので、気持ちを惜しみなく注ぎこめるようになるまで弾きこむことが大切ですが、時間が無い時には密度で勝負です。

ところで、かなり前に私はタッチパネルの操作が苦手だという話題に触れました。今でも苦手ですが、エレクトーンのタッチパネルだけは、細かいパラメータもドンピシャで操作できるほど馴染んでいました。

しかし、昨年末にスマートフォンに替え、その操作に慣れるよう努力していたら、エレクトーンのパネルが思うように操作できなくなりました。何か角度とか触れ方などにコツがあるのかもしれません。

エレクトーンのパネルが思うように操作できないのは、スマホ以上にイライラします。なので、指ではなくパネル用のペンを使って作業しています。そうしたら、ペンを持ったまま5本の指で演奏するという技が身につきました。役には立ちませんけれどね。