わたしのコンサートには、おひとりでご来場のお客様が多くいらっしゃることは、以前にも触れました。コンサートホールでの演奏会なら、ひとりで音楽に集中すれば周囲のことは気になりません。でも、ディナーショーとなるとどうでしょうか。

ディナーショーでは、多くの場合、ショータイムの前に本格的なディナーを召し上がっていただきます。音楽の品格と演奏の質に霞まないだけの、シェフ渾身の料理が感性を刺激し、どんどん気分がよくなります。

その夢心地のまま音楽を聞くと、とてつもない相乗効果生まれ、それぞれを単独で味わうのとは、まったく違った感覚を楽しむことができます。

パーティー会場や、満場のスタジアムに足を踏み入れた時のような興奮は、やはり通常のコンサートとは一味違います。

そんなディナーショーにおひとりで参加するのは、どんな気分でしょう。お食事は、大きなテーブルを8名から10名で囲むスタイル。知らない人と同じテーブルは気おくれするかもしれません。

でも、おひとり様のご予約があった場合には、楽しませ上手なお客様との同席となるようアレンジしていますので、お帰りの頃には新しい友人が増えていることでしょう。話題も音楽を中心とした軽やかなものですので、構えもいりません。

逆に、私はひとりの世界が好きなので放っておいて欲しいという方もご心配なく。その辺は雰囲気を察して、わずらわしさを感じずに済むよう配慮します。

22日は私の今年唯一のディナーショーです。おひとりでご参加のお客様も大歓迎ですので、ぜひご検討下さい。お待ちしています。

それから、16日の旧奏楽堂公演の整理券は予定数を終了しました。大勢の皆様にお求めいただき、ありがとうございました。3月9日の午前中までにお申込みいただいた方の整理券は確保しています。順次郵送しますので、ご安心ください。