名古屋レッスン初日

神田将個人レッスンが東京に続き、名古屋でもスタートしました。

レッスンのために旅に出る。そこには演奏会に出向くのとはまた一味違う気分があって、長い時間を掛けて遥か遠くを目指すような感覚で、かつて西に東にレッスンに飛び回っていた頃を懐かしく思い出しました。演奏会にせよレッスンにせよ、待ってくれる人の元へ向かう旅は心が弾みます。

名古屋会場は、響ミュージックハウスのレッスン室をお借りしています。主宰の響尾美千江先生とは10年の交流があり、名古屋にも新しい風をと、レッスン再開の決心を力強く後押ししてくださいました。

勉強熱心な響尾先生は、音楽講師の他にもさまざまなお顔を持っていらっしゃるのですが、講師であることの方が脇で、主となるのはお坊さんとしての響尾さん。音楽教室と同じ建物に護摩を焚ける道場が設られ、荘厳なほどの紛れもない寺でもあるのですが、レッスンルームは子供たちの笑い声がよく似合う優しい空間です。

グランドピアノが2台とエレクトーン。やはりピアノの存在感に比べると、エレクトーンは小さいなと感じますが、ひとたび音を奏で出したら決して負けません。

響尾先生は場所をご提供くださるばかりでなく、ご自身もレッスンをお受けになりたいと意欲的です。こちらの方が緊張してしまいますが、ここが私の腕の見せどころ。さあ弾いてください、ここを直しましょう、さあもう一度、というレッスンではなく、私も弾いて、一緒に弾いて、一緒に歌って、泣くほど笑って楽しい時間になりました。

なんだ、遊んでるだけじゃないかと言われそうですが、成果は絶大だったと思います。音楽とはそういうものですから。もちろん、スポーツトレーニング級のマキシマムレッスンにも対応しており、皆さまのニーズに沿った最適なレッスンをいたします。どうぞ奮ってご参加ください。

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