9月は楽しみな公演が続きますので、順次ご紹介いたします。
まずは9月12日の姫路公演!全曲エレクトーンソロのリサイタルを、姫路労音が主催してくださいます。会場のアクリエ中ホールは、私にとって初めての場所なので、それも楽しみです。
姫路労音で最初にソロコンサートを企画していただいたのは2014年ですから、それから10年が経ちました。その間には合唱団とのコラボ企画が3度ありましたし、韓国で第九を歌う企画にもお誘いいただき、濃密な交流を重ねております。
姫路労音に私を紹介してくれたのは、他でもない朋友のあとむ。あとむが旅立った後も、その遺志をしっかり共有し続けようねと確かめ合い、あとむは今も私たちを見守ってくれています。
姫路労音は今年が70周年。そして私は30周年。足したら100年です。その先の100年で音楽がどのようになっていくのか想像もつきませんが、今日の私たちの精一杯を次の世代に残すような、形のないオベリスクのようなコンサートにしたいねと話し合い開催を決めました。そして9月に設定したのは、あとむの祥月だからです。
何を弾くか散々迷いましたが、やはり平和を愛する皆さんへの強いメッセージを込めつつ、愛と喜びのあるステージにしたいと考えて選曲しました。30周年の特別な思いを込めて弾きますので、どうか聞きにいらしてください。関西方面は特に弱い神田将。ぜひ周囲の皆さまにご紹介いただけますと幸いです。
また姫路労音会員の皆さまには、貴重な機会を設けて盛大に迎えてくださいますことに、心より感謝申しあげます。ご期待に報いる演奏をお届けいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
姫路労音70周年+神田将30周年エレクトーンコンサート
次の100年のために
2024年9月12日(木)18:00開場 18:30開演
アクリエ姫路 中ホール
大人5000円 高校生以下2500円
【演奏予定曲目】
M.ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲
G.フォーレ:シシリエンヌ
坂本龍一:ラストエンペラー
H.マンシーニ:ひまわり
B.ウィーラン:リバーダンス
G.プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
G.ビゼー:「アルルの女」より ファランドール
A.ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」より 剣の舞
P.チャイコフスキー:「眠れる森の美女」ワルツ
A.ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第2楽章
J.シベリウス:交響詩「フィンランディア」
鈴木キサブロー:リメンバー(ぜひご一緒に歌ってください)