今年のクリスマスは名古屋でのコンサート。前日の大阪茨木同様、終日明るい活気に包まれ、ワクワクする楽しさを満喫することができました。
前半はエレクトーン独奏で映画の音楽を、後半は松本昌子さんと共にミュージカル尽くしのステージ。昌子さんとは二日続けてご一緒しましたが、回を重ねるごとに磨きがかかり、大きな手ごたえを感じています。
また、土地や会場が変わりお客様が違うと、同じ曲目を演奏していても、客席の反応や雰囲気が大きく異なるところがとても興味深く、旅をして回っていることを改めて実感しました。
終演後はすぐに帰京の予定でしたが、せっかくのクリスマス、もう少し余韻を味わいたいと思い、宿を取ることに。手厚く出迎えられ、清潔な客室に落ち着き、静寂の中で一年を思い起こしています。
演奏機会は多くありませんでしたが、数々の出会いに恵まれました。とりわけ、能、三味線、尺八と、日本の伝統文化に触れたことは、非常に貴重な体験となり、この先の活動にも大きな影響がありそうです。
この先、与えられる機会に感謝し、残された時間を駆け抜けてまいります。2022年、お付き合いいただき、ありがとうございました。