宍粟第九リハーサル

宍粟での第九コンサートまで1週間となり、稽古も大詰め。初挑戦となる指揮者なしでの第九に向け、合唱団との合同リハーサルのため、宍粟に出掛けました。飛行機の東京-大阪線はビジネス需要が高い路線ですが、土曜日の午前便には観光客の姿が多いだけでなく、外国人もたくさん含まれており、オーバーブッキングが生じてフレックストラベラーの募集までしていました。加えて伊丹空港はイベント開催日に当たり、周辺道路は大混雑。宍粟にたどり着くのも容易ではありません。

リハーサル会場に着いて控室で半ばくたばっていると、アシナガバチの群れが入室。きっとどこか近くに巣があるのでしょう。刺激して怒らせてもいいことはありませんので、知らん顔をしていましたが、現地の方々によっていつの間にか追い払われていました。

リハーサルはとても楽しいひとときに。これほどの傑作を一緒に仕上げていくのですから、否が応でも気持ちが盛り上がります。室内楽的にお互いの呼吸を合わせたり、ニュアンスの対話をしたり、これまで以上に親密な関係を築くことができましたので、1週間後の本番がとても楽しみです。

第1部は神田将のエレクトーン独奏をたっぷりと。第2部で第九の第4楽章を合唱団と共演します。東京から両親も鑑賞に加わる予定。久しぶりの旅を楽しみにしている両親の喜ぶ顔を早く見たいとワクワクしながら稽古に励みます。応援よろしくお願いいたします。