南京東路で飲茶ランチ 艾美軒中餐庁 ロイヤルメリディアン上海

先日、ロイヤルメリディアンのフレンチレストランを訪ねた際、中国料理店の前にある巨大水槽に目を奪われ、そのうちこちらにもと思ったのですが、あっという間にその機会に恵まれました。

店の名前は艾美軒中餐庁。メリディアンを漢字で書くと艾美になるそうです。広東料理が主体で、飲茶メニューも充実。でも、スチームワゴンが廻って来る香港とは違って、上海の飲茶はオーダー制。品書きと鉛筆を渡され、希望の料理の欄に数量を書き込んで注文します。

見慣れない漢字がぎっしり書いてあり、まるで経典のよう。どんな料理か想像もつかないまま、一種の賭けのような気分で、気になる料理を頼んでみました。


かぼちゃの冷たい前菜。フルーツのような味。


青い野菜。その名の通り。あっさり塩味。


豚の料理はたくさんありましたが、苦手な内臓系ではなさそうなものをチョイス。皮がパリッとした豚肉です。


菌の饅頭。キノコとニラのような野菜が入っています。


小龍包。これはイメージ通り。醤油味。


チャーシュー入り饅頭。ねっとりとした具。


アスパラとニンニク。スープも美味。


豆腐の料理。野菜、キノコなどが入った四川風の辛口仕上げ。


よくわからないスープ。酸辛湯的ながら、もっとオリエンタルな風味。


鮑ソースの掛かったご飯のようなもの。


香港式油麺。実はこれが最初に出てきました。提供の順番は気にしていないようです。


ゴマ団子。中はゴマあんではなくカスタード。


煮た梨。

以上、なんとなく注文したものばかりですが、口に合わないものはなく、大満足でした。サービスに当たるのは素朴な女の子たち。その点はホテルというより、街中の店のよう。英語が通じず、あやしい中国語でのやり取りも、いい思い出になりました。