神田将リサイタル2019　響像III　曲目変更のお知らせです。

公演間際のお知らせでたいへん恐縮ですが、この度、私自身に健康上の問題が生じたため、予定しておりました演奏曲目を変更することになりました。

変更後の演奏曲目は、次のように予定しておりますが、調整に伴い、更に一部分を入れ替える場合もございます。

管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」／ラヴェル
交響詩「フィンランディア」／シベリウス
千の風になって／新井満
カヴァレリア・ルスティカーナ 間奏曲／マスカーニ
カルメン「アラゴネーズ」／ビゼー
カルメン「闘牛士の歌」／ビゼー　(ゲスト バスバリトン:ジョンハオ)
交響詩「禿山の一夜」／ムソルグスキー
フルート協奏曲 第２楽章 第３楽章／ハチャトゥリャン　(ゲスト フルート:玉村三幸)

なお、公演日時や会場には変更ございません。皆さまにはご心配とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただけましたら幸いです。
内容変更に伴い、取り消しや払い戻しのご希望がございましたら、mgt@yksonic.comまでメールにてご連絡ください。

不調に気づいてから今回の決断をするまでの間、ずいぶんと思い悩みました。リサイタルを中止し、いっそこのまま引退しようとも考えましたが、ひとつの課題を遂げられなかった自分を否定することは、同じように不調と闘うすべての人の努力を否定することにもなると気づき、一からのスタートのつもりで、ステージに上がることを決めました。

主催者や舞台チームもたいへん親身になって支えてくれておりますし、私の負担を少しでも軽くしつつも引き立てやろうじゃないかというゲスト2名が出演を名乗り出てくれ、人の優しさをしみじみと感じております。

これではまるでやつれ果てた状態で出てきて、哀れな演奏をするのではないかと思われてしまうかもしれませんが、そこは大丈夫です。絶好調の神田将と比較して、元気度80パーセントくらいなので、不足する20パーセントを補うために、曲目を変更し、ゲストに加わってもらいました。

限りのある一度一度の機会を大切に、お集まりくださった皆さまと心地よい時間を共有したいと思います。引き続き、お申込みとご来場を心よりお待ちしております。