12/22 周南市第九コンサート

2018年の最後を飾る演奏会は、恒例の周南市第九コンサートです。

今年で第6回目となる周南市第九コンサートは、第九終楽章のほか、オープニングの合唱、エレクトーンソロ、ピアノコンチェルトと、盛りだくさんで、聞き応えたっぷりの内容です。

中野幸郎先生の楽しい指導で、年々上達している合唱団は、もう風格さえ漂わせるまでになりました。

そして、稽古ピアニストとして毎回の稽古にお付き合いくださっている大橋希さんは、グリーグのピアノ協奏曲を披露。もちろんオーケストラは私です。

山口県は、私の第九のルーツ。第九合唱団アンディフロイデの声掛けでチャレンジを決心した第九は、いまや私に欠かすことのできないレパートリーとなり、それを受け継いだ周南市第九コンサートは、私にとって最も特別な演奏会です。

一年に一度、市民の皆さんが散らす魂の火花に触れるこの日、共に舞台で命を燃やすことが、私の生き甲斐となりました。

穏やかに暮らしたいと願っているのに、あまりにも激しかった2018年。日がのぼり日が沈む当たり前のことがたまらなく素晴らしいと震える今の心で奏でる第九。いつまでも胸に残る演奏会にしたいと思います。

2017年の周南市第九コンサート