韓国に次ぐエレクトーンによる第九2017第2弾は、兵庫県は宍粟市よりおおくりします。
第九合唱団や第九公演は全国各地に点在し、そのすべてに熱いドラマがありますが、ここ宍粟もまた一夜では語りつくせないほどのストーリーを持っています。
第九への取り組みは、なんと30年ぶり。いつかふたたびと心の火を消さずにいたところに、エレクトーンとの出会いをきっかけにして、実現へと大きく踏み出しました。
合唱団をゼロから募集。初めて歌う人、30年ぶりに歌う人、あちこちで毎年歌っている人など、さまざまな顔ぶれが70人ほど集まっています。
春に練習をスタートして半年が経ち、毎回和気あいあいと盛り上がっていると聞き、その様子をうかがいに宍粟まで行ってきました。
宍粟市へは姫路から車で1時間ほど。鳥取県にもそう遠くない内陸の町です。練習会場は本番で使うホールのリハーサル室。
みんなで準備をして、まずは体操と発声でスタートした練習会は、用意したイスが足りずに、後ろに立って参加する人もいるほどの賑わいです。
指導は土田景介さん。いつもはテノールのソリストですが、今回は本番でも指揮をします。土田さんの指導はとても親切で優しいと大評判。また音楽的にも共感でき、安心しました。
合唱団のみなさんも、のびのびとリラックスしながら歌っていて、いい雰囲気。これなら合唱団ひとりひとりと心を通わせ、宍粟の土地柄に合った演奏ができそうです。
練習の後は運営の皆さんと作戦会議。大成功に導くために激論を交わしましたが、これもほんとうの熱意をみんなが持っているからこそです。
いい感じに盛り上がってきた宍粟の第九にご期待ください。
宍粟、絆で歌う秋の第九と神田将のクラシック
2017.10.29(日) 14:00開演
宍粟市山崎文化会館ホール
第一部
詳細はトップのチラシ画像をご参照ください。