今日は朝から予定が狂いまくりの一日でした。
一日の細かい時間割は前日に決め、当日は朝からその時間割に従って行動しますが、今日は外的な要因で、その予定がどんどん崩れていきました。
約束していた人が来ない・・・
来るはずの荷物が届かない・・・
その荷物がないと、次の作業が進まない・・・
などなど、ドミノ倒しです。
特に参ったのは荷物の誤配達。
時間指定・大至急の荷物を、配達人は他人の家に配達し、そこが留守だったために、不在処理をして持ち帰られてしましったのです。
そうとは知らず、今か今かと待ち構えていても一向に来ないので、業者に電話連絡をしましたが、「ただいま混み合っているので、後ほどお掛け直しください」と勝手に切られてしまい、こっちが切れそうでした。
やがて電話が通じたので、責任者を呼び出し、事態を確認して報告することと、15分以内に再配達することのふたつを頼むと、すかさず不可能だと言われました。
「こんな些細なことに15分以上を割いているのは、お互いに時間の無駄ですから、さっさと片付けましょう」と促すと、その気になってくれて、原因の報告は3分後、荷物の再配達は5分後に完了しました。
このように、何事も言いなりにならず、能動的に進めていくのが私の好みです。
そんなこんなで、スケジュールは4時間のプッシュ状態。
今夜は楽しみにしていた予定があったのに、お流れになってしまいました。
それは、フォト・エキシビジョンのオープニングレセプションです。
写真家は池谷友秀さん。ここ近年、私のポートレイトを撮影してくれている写真家です。
最初に写真家を選ぶ際、他にも候補が10人くらいいました。
ひとりひとりにコンタクトを取り、作品を見て、実際に会って、その総合的な印象で選ばせてもらいたいと思っていたのですが、たまたま最初に会った池谷さんに何か運命的なものを(勝手に)感じ、即断してお願いしたのです。
池谷さんの作風が好きなのは、相反する要素がそれぞれ主張しながら溶け合っているから。
たとえば、ものすごく冷たいものの中に、熱く燃えたぎるものが感じられるんです。
池谷さんは普段、美しいモデルさんや俳優さんを相手に撮影していますから、私のような不細工は撮りにくいだろうと思いますが、自分でさえ気づかない私の中の一瞬を見事にとらえてくれます。
撮影中、「いいですよ~」とか「そうそう、そんな感じ」みたいな、おだてる言葉をあまり掛けないところも好きです。
お互いジャンルは違いますが、芸術的な要素を求めている点では共通しているので、いつか音楽と写真がコラボした何かをやりたいねと話しています。
今日は顔を出せず残念でしたが、きっと盛況だったことでしょう。
でも、彼の作品は、人のいないところで見た方がいいかもしれませんので、平日の人の少ない時間にでもこっそりのぞいてみようと思います。