20日は、毎年恒例となったフォトグラファー池谷友秀さんによる撮影がありました。
回を重ねるごとに、私の内面をより鮮明に写し出すようになった池谷さん。今回はどんな作品に仕上げてくれるのでしょうか。
早朝に都心を出発し、一路目指すは九十九里の海岸。心地よい晴天が撮影へのぞむ気分を高めてくれます。
2時間ほどのドライブで海沿いに到着。付近をゆっくりと走りながら、撮影に適した場所を探します。いわゆるロケーションハンティング。略して「ロケハン」です。
幾つかのスポットに目星がついたところで、まずは腹ごしらえ。海岸沿いの九十九里岬ドライブインに入りました。
やはり海沿いに来たら海の幸。私とヘアメイクの岡田知子さん、そして池谷さんのアシスタントを務める小園さんの三人は、釜揚げシラスとマグロの二色丼ぶりを、池谷さんはアナゴ天ぷら定食を注文しました。
窓から見える海には、サーファーたちの姿がちらほら。青空が広がっていますが、風は強いようです。
丼ぶりも定食も野郎仕様の満点ボリュームでしたが、女子ふたりもペロリと完食。さすが体力勝負の現場クルーです。
そこにオフだったエージェント泉さんが乱入。タイミングが合えば覗きに行くと言っていたのが、うまく都合がついたとのことでした。ここからは5人で行動します。
食事が済んだところで、池谷さんたちはドライブインの店員さんに、店の片隅でもいいからメイクに使わせてくれないかと、だめもとで交渉しました。
当初は車の中でする予定でしたが、コンセントが使える環境であれば、より効果的だとのことで頼んでみたのです。
すると、「どうぞ、どうぞ」と快諾してくれたばかりか、観光バスの添乗員控室を空け、そこに姿見まで用意してくれました。なんという親切でしょう。心があったかくなりました。
お礼代わりにコーヒーを追加注文したり、お土産を買ったり。それでは感謝しきれないくらい大助かりでした。
池谷さんと小園さんは先に現場に行って撮影のスタンバイを。私たちはメイクを終えてから、後を追いました。そして、砂浜でコスチュームに生着替え。誰も喜ばないどころか、おまわりさんに見つかったら捕まっちゃいますね。
砂浜は想像以上に強い風が吹き荒れていて、せっかく岡田さんが髪型をばっちり決めてくれても、すぐに崩れてしまいます。
私たちが撮影に集中している間に余震があるかもしれないので、泉さんには、常に情報に気を付けていてもらいました。
ポーズや表情を変えながら、何度も何度もシャッターを切る音を聞きました。最初のうちはコチコチなのですが、次第に気持ちがほぐれてくると同時に神経が冴えて来ます。
また場所を変えて同様に撮影。途中、雲がいい感じになるのを待ったり、砂と闘ったり、結構ワイルドな撮影でした。
夕方には撮影を終え、東京へ戻りました。さて、このどんよりした海が、池谷マジックでどんな仕上がりになるのか、今からとても楽しみです。
さて、ここからはスリーメンズ小樽ツアーのプライベートショットをお楽しみください。
羽田空港
飛行機
小樽運河
福鮨
毛無山
快速エアポート
楽しい旅でした。また三人でどこか行きたいなぁ。