小浜島2日目。今日もずっと太陽は顔を見せてくれませんでしたが、時折さわやかな風が通り抜ける、心地よい島の休日を過ごしています。
海岸には穏やかな波が寄せ、遠くに島々の陰が見えているせいか、まるで大きな湖のほとりにいるような感じでした。琉球の赤瓦をいただく建物にはシーサーが静かに座り、進み入ろうとする魔物をはね避けています。
空にはところどころ青空も見えますが、足元にまで陽が差すことはありませんでした。ビーチには遊泳可能の看板が出ていますが、人はまばらどころかほとんどいません。ゴールデンウィークとは思えない、まるでプライベートビーチのようなのんびりとした雰囲気です。
砂浜ではヤドカリや小さなカニがたくさん見られ、砂の中から植物が生えているなど、いきもののたくましさが感じられます。
リゾートの敷地内には、集合ヴィラがいくつか点在していますが、レストランやメインロビーに行かない限りは、ほとんど人と出会うことがありません。建物は長年潮風にさらされて、この風土にとけ込んだ表情になりました。
昨日は会えなかった水牛の太郎。今日も朝から「出勤」して、水辺で草をはんだり、水の中で心地よさそうにまどろんだり、リゾートでの過ごし方のお手本を示しています。
その傍らには、ヤギ。名前はあるのでしょうか。
鳥もいます。さすがに名前はないでしょうね。
リゾート内にはサンセットのベストビューポイントがあるらしいのですが、この天気では見られないでしょう。
でも、どんなところか気になったので散策に。すると夕陽の代わりに、テッポウユリたちが迎えてくれました。
夜には夜のいきものたちが顔を出すそうです。夕食の後、歩いてみることにします。